皆さんこんにちは!
トンです
皆さんは「国語力」と聞いて、何をイメージしますか?
面倒な受験勉強を思い浮かべたかもしれません
あるいは、いつも使っているから特に意識していない、という人も多いでしょう
しかし、国語力は、想像以上に皆さんの人生を豊かにしてくれる力を持っています
今回は、国語力が必要な3つの理由についてご紹介します
さっそく行ってみましょう!
国語力とは?
そもそも国語力とは何でしょうか?
文科省によると国語力の領域を、下記のように定義付けています。本記事はそれを前提として話を進めます
文科省 文化審議会国語分科会資料
考える力,感じる力,想像する力,表す力から成る,言語を中心とした情報を処理・操作する領域
国語力が必要な3つの理由
結論として、国語力が必要な理由は以下の3つです
順番に解説していきます
- 言語的な情報処理の基本スキルである
- 正確に自分の想いを相手に伝えることができる
- 正確に相手の想いを理解することができる
Youtubeなどの動画サイトも重要な情報源ですが、必要な情報の多くは文字で書かれています
より良い人生を生きる上で、「国語力」は基本スキルと言ってよいでしょう
例えば、勉強の科目においては国語はもちろん、数学や社会も含め、全て文字を介して学んでいます
国語力が低いと、必然的に他教科の成績も低下してしまいます
英語に目を向けても同様です。国語力(母国語)のレベル以上に英語のレベルを向上させることは不可能です
母国語でできないことは、外国語でできるわけがないのです
小中高生活に比べ、より自主的な取り組みが求められる大学生活でも、国語力は大きな影響力を持ちます
レポート作成や論文執筆に当たって、国語力が低いと調査・検討・執筆の各ステップで相当痛い目に合うでしょう
社会人になってからは国語力はさらに重要性を増します
会社員であれば、様々な年齢・スキル・役割の人たちの集まり中で、自分の給料に見合った成果を出す必要があるのです。国語力が低いと成果につながりにくく、「使えないヤツ」と評価される可能性があります
日常生活でも大いに関係します
例えば、行政サービスには非常にコスパのよいサービス(例えば、ふるさと納税 等)がありますが、基本的に自ら申請しなければこれらの恩恵は得られません
自分自身で情報にアクセスし、理解し、行動しなくてはならないのです。そのために国語力は必須です
国語力があれば、自分の想いを正確に相手に伝えることができます
論理的な考え方が身に付いているので、相手が理解しやすいように、情報を整理し、言葉を選び、順序立てて説明をすることが可能になります
一方で国語力が低い場合は、自分の想いを一所懸命伝えようとしても、情報の不正確さ・表現の稚拙さ・論理の飛躍などにより、相手の理解を得ることが難しくなります。「やばい状況になってる」ということだけは、強く認識できるにも関わらず、自身の国語力の低さゆえに、その状況を打破する糸口を見付けられないという、悲しい負のスパイラルに陥ってしまいます
この様に 国語力の差は、コミュニケーションを望む相手との間に、近づきがたい差となって現実化するのです
国語力の低さは、走っても走ってもゴールが離れていくような、絶望感・無力感につながります
国語力があれば、相手の想いを正確に理解できます
相手の想いを正確に理解できれば、相手の望むリアクションを返すことができます
これは相手に媚びを売る、というわけではありません
「想いのキャッチボール」が可能であるということです
「想いのキャッチボール」が可能であるとは、友好・敵対を含めて、「コミュニケーションの歯車を嚙合わせる」ことが可能であるということです
円滑なコミュニケーションができていれば、仮に深刻な事態が生じていても、より良い状況に向けて、前進できる可能性が高いです
しかし、コミュニケーションが不調であれば、事態打開は当然期待できず、人間関係の維持にも影響します
つまり国語力の差は、具体的な人間関係となって現れ、その人間関係が自身の生活環境に大きく影響を与えるのです
当然国語力が高い方が、より良い人間関係(社会的地位向上や学習環境に好影響な人間関係)となって現れ、継続的な生活環境の改善が期待され、その結果、生涯収入も高くなる傾向があるでしょう
逆に、国語力が低い場合は、自身の生活環境や人間関係に何らかの問題を抱える可能性があります
国語力の低さから来る情報処理スキルの低さ故に、問題のある生活環境の改善が難しく、自身の国語力に比例して構築されたしまった人間関係にも悩み、いつも不平不満を言っている状態となるでしょう。生活環境の改善が望めないことは、生涯収入を低くとどめる可能性を高めるでしょう
- 言語的な情報処理の基本スキルである
- 正確に自分の想いを相手に伝えることができる
- 正確に相手の想いを理解することができる
いかがでしたか?
私の経験からの主観も入ってはいますが、当たらずとも遠からずだと思います
どうすりゃいいんだよ~
という方のために、次回は「国語力を向上させる3つの方法」について解説したいと思います
お楽しみに
それではまた!